【11月9日 AFP】韓国電子通信研究院(Electronics and Telecommunications Research InstituteETRI)は、触れられたり声をかけられたりすると反応し、人間の顔を覚えることのできるコアラ型ロボットKobieを開発した。9日のコリアタイムス紙(Korea Times)が報じた。

 Kobieは1度たたくと驚いたそぶりをみせ、何度もたたき続けると怖がる様子をみせる。

 内部に触覚や光、音などを感知するセンサーが埋め込まれ、感知した情報をパソコンなど近くのサーバーに無線送信する。サーバーが信号を分析し、適切な指令をロボットに送り返す仕組みだ。

 現在、Kobieの生産には1匹約100万ウォン(約12万円)かかる。

 関係者はKobieは国内で最先端のペット型ロボットだとし、今後さらに研究を重ね、より洗練されたコンパニオン・ロボットの開発に役立てたいとしている。量産の予定はない。(c)AFP