【10月22日 AFP】日本初の月周回衛星「かぐや(Kaguya)」が、任務の第1段階を成功裏に終了したと、宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)が21日、発表した。

 同機構によると、主衛星「かぐや」と2つの子衛星は順調に稼働しているという。

 「かぐや」は前月14日に打ち上げられ、そのあと2つの子衛星を分離した。

 日本政府が550億円を投じたこのプロジェクトは、月探査計画としては1960年、70年代の米国のアポロ(Apollo)計画以来最大規模のもの。

 子衛星の主な任務は月の重力場を探査すること。日本は2020年までの有人宇宙飛行を目指している。(c)AFP