考古学者ショック、スイスで恐竜の足跡盗難
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【10月8日 AFP】スイス北西部のCourtedouxにある古代生物の化石などの発掘現場から9月30日、近年発掘されたばかりの恐竜の足跡が盗まれ、考古学者らは落胆を隠せない。
発掘現場責任者のWolfgang Hug氏によると、盗まれた足跡は1億5200万年前のアロサウルス(Allosaurus)のもので、大きさは縦70センチ横40センチ。2002年の高速道路の工事中に発見された。
発掘現場にはこれまでに見つかった4300点の発掘物があったが、Hug氏によれば足跡はその中でも盗みやすいものだったという。
足跡の完全な分析はまだ済んでいないため、もし返却されなかった場合は多大な科学的損失を被ることになるという。
Hug氏は、「闇市場に売られるようなことがあれば、すぐにわたしたちの耳に届くだろう」と語り、もし犯人が「しばらく楽しんだあとで返そうというのであれば警察当局は罰を与えないで欲しい」とも述べ、犯人からの自主的な返却に期待をかけている。(c)AFP
発掘現場責任者のWolfgang Hug氏によると、盗まれた足跡は1億5200万年前のアロサウルス(Allosaurus)のもので、大きさは縦70センチ横40センチ。2002年の高速道路の工事中に発見された。
発掘現場にはこれまでに見つかった4300点の発掘物があったが、Hug氏によれば足跡はその中でも盗みやすいものだったという。
足跡の完全な分析はまだ済んでいないため、もし返却されなかった場合は多大な科学的損失を被ることになるという。
Hug氏は、「闇市場に売られるようなことがあれば、すぐにわたしたちの耳に届くだろう」と語り、もし犯人が「しばらく楽しんだあとで返そうというのであれば警察当局は罰を与えないで欲しい」とも述べ、犯人からの自主的な返却に期待をかけている。(c)AFP