「かぐや」打ち上げ成功、「アポロ」以来最大、日本初の月探査計画が始動
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【9月14日 AFP】宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)は14日、日本初の月周回衛星「かぐや(SELENE)」の打ち上げに成功したと発表した。
鹿児島県の種子島宇宙センターから国産H2Aロケットで打ち上げられた「かぐや」は、固体燃料ロケットブースターの切り離しに成功、毎秒3キロの速度で上昇中だという。
「かぐや」は主衛星と2つの小衛星で構成され、月の上空100キロメートルを周回しながら化学元素や鉱物の分布状態、地形構造、重力場など月環境に関するデータを1年かけて収集する。これらのデータは、月の起源と進化に関する研究に使われる。
技術的問題のため当初計画から遅れての打ち上げとなったが、米アポロ計画が約40年前に始まって以来、最大の月探査計画が始動した。(c)AFP
鹿児島県の種子島宇宙センターから国産H2Aロケットで打ち上げられた「かぐや」は、固体燃料ロケットブースターの切り離しに成功、毎秒3キロの速度で上昇中だという。
「かぐや」は主衛星と2つの小衛星で構成され、月の上空100キロメートルを周回しながら化学元素や鉱物の分布状態、地形構造、重力場など月環境に関するデータを1年かけて収集する。これらのデータは、月の起源と進化に関する研究に使われる。
技術的問題のため当初計画から遅れての打ち上げとなったが、米アポロ計画が約40年前に始まって以来、最大の月探査計画が始動した。(c)AFP