スペースシャトル・エンデバーの機体に損傷、氷片と接触か
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【8月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバー(Endeavour)外面を覆う耐熱タイルに損傷が見つかった。10日に行われたNASAの発表によると、8日の打ち上げ直後に氷片と接触したことが原因であると考えられる。
シャトル計画部のジョン・シャノン(John Shannon)副部長は、エンデバーが国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)とドッキングを完了した後の会見でこの問題に触れ、「氷がシャトルに衝突したことが原因と考えられる」と述べた。また、損傷が与える今後のへ影響について調査中と話した。
2003年に発生したスペースシャトル・コロンビア(Columbia)の事故以来、NASAは耐熱タイルへの検査を強化してきた。コロンビアの事故では、打ち上げ時に外部燃料タンクから落下した断熱材が耐熱タイルを損傷したことが原因となり、シャトルは大気圏再突入時に空中分解と火災を起こして墜落、宇宙飛行士7人が死亡した。(c)AFP
シャトル計画部のジョン・シャノン(John Shannon)副部長は、エンデバーが国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)とドッキングを完了した後の会見でこの問題に触れ、「氷がシャトルに衝突したことが原因と考えられる」と述べた。また、損傷が与える今後のへ影響について調査中と話した。
2003年に発生したスペースシャトル・コロンビア(Columbia)の事故以来、NASAは耐熱タイルへの検査を強化してきた。コロンビアの事故では、打ち上げ時に外部燃料タンクから落下した断熱材が耐熱タイルを損傷したことが原因となり、シャトルは大気圏再突入時に空中分解と火災を起こして墜落、宇宙飛行士7人が死亡した。(c)AFP