【9月27日 AFP】米グーグル(Google)は26日、創業15周年を記念し、会社発祥の地であるカリフォルニア(California)州メンロパーク(Menlo Park)にあるガレージにメディアを招待した。また、同社を世界有数のIT企業へと押し上げた検索エンジンの機能強化を同日発表した。

 
 グーグルの事業は1998年、メンロパークのスーザン・ウォジツキ(Susan Wojcicki)氏のガレージで、共同創業者のラリー・ペイジ(Larry Page)氏とセルゲイ・ブリン(Sergey Brin)氏によって開始された。ウォジツキ氏は現在、グーグルの副社長を務めている。
 
 同社の交流サイト(SNS)「Google+(グーグル・プラス)」上では、最初に開発されたグーグル検索エンジンの写真ギャラリーが公開され、15周年を祝うメッセージが多数寄せられている。
 
 一方グーグルは、過去を回顧するだけで満足することなく、検索エンジンの機能をさまざまな機器で統合できる新機能を発表した。
 
 IT情報サイト「サーチエンジン・ランド(Search Engine Land)」のダニー・サリバン(Danny Sullivan)氏によると、新機能では「複雑な質問を扱えるよう特別に設計された」新検索アルゴリズム「ハミングバード(Hummingbird)」を使用しているという。(c)AFP