【5月9日 AFP】ツイッター(Twitter)上の英語ツイートの地理的な分布を示した画像。英語が公用語ではない日本にも集中しているのが興味深い。

 このプロジェクトは2012年10月23日から同年11月30日まで、米イリノイ大学(University of Illinois)のカレブ・リータル(Kalev Leetaru)氏らが実施したもの。リータル氏は、報道された世界の主な出来事を正確な地理情報とともに記録したデータベース、GDELTGlobal Data on Events, Location and Tone)の開発でも知られている。

 プロジェクトには通常は高値で販売されている、全ツイートの10%をランダムに抽出したTwitter Decahoseを使用した。期間中、7127万3997人のユニークユーザーがデータにして約2.8テラバイトに相当する15億3592万9521のツイートを発した。このうち位置情報を含むものは、携帯電話が自動的に緯度経度情報を付与したものとユーザーが地域を選択したものを合わせて3.04%にすぎなかった。

 ツイッターが禁止されている中国は目立って黒くなっているのは不思議ではない。中国でツイッターを使う人々の中には高度なVPN(バーチャルプライベートネットワーク)を使って位置情報を変更する人もいるため、この画像にはその影響を受けているはずだ。(c)AFP