ハフィントン・ポスト日本版がオープン
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【5月7日 AFP】米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト(Huffington Post)」の日本版が7日、オープンした。アジア初のサイトで、メディアの勢力図を揺るがし、読者との対話を巻き起こす場になることを目指す。
日本版は朝日新聞(Asahi Shimbun)社とのタイアップで立ち上がった。ハフィントン・ポスト創始者のアリアナ・ハフィントン(Arianna Huffington)氏は、日本社会が変化を遂げる中、日本版サイトでは社会問題や政治、経済について市民が討論するフォーラムを提供したいと述べた。
日本版編集長の松浦茂樹(Shigeki Matsuura)氏(39)は、日本のネット上での議論は難しいかもしれないが不可能ではないと述べた上で、「団塊ジュニア世代に意見を寄せてもらいたい」と語った。
■根強い新聞人気、需要は変化したのか
日本の新聞は、徐々に読者を失っているとはいえ他の先進国と比べて減少は緩やか。世界の新聞発行部数トップ6のうち、4つまでが日本の新聞だ。自宅に効率的に新聞を配達する制度が大きく貢献している。
しかし、日本では都市部を中心にインターネット網が十分に発達しているにもかかわらず、新聞社や出版社のデジタルへの移行が遅く、新聞社のウェブサイトも比較的未発達のままだ。
評論家らは、読者との双方向コミュニケーションを推進することに新聞社が伝統的にほとんど何も行わず、インターネットに慣れ親しんだ若い世代の需要の変化に対応するのにも遅れていると指摘している。
ハフィントン・ポスト日本版のURLは、 http://www.huffingtonpost.jp 。(c)AFP
日本版は朝日新聞(Asahi Shimbun)社とのタイアップで立ち上がった。ハフィントン・ポスト創始者のアリアナ・ハフィントン(Arianna Huffington)氏は、日本社会が変化を遂げる中、日本版サイトでは社会問題や政治、経済について市民が討論するフォーラムを提供したいと述べた。
日本版編集長の松浦茂樹(Shigeki Matsuura)氏(39)は、日本のネット上での議論は難しいかもしれないが不可能ではないと述べた上で、「団塊ジュニア世代に意見を寄せてもらいたい」と語った。
■根強い新聞人気、需要は変化したのか
日本の新聞は、徐々に読者を失っているとはいえ他の先進国と比べて減少は緩やか。世界の新聞発行部数トップ6のうち、4つまでが日本の新聞だ。自宅に効率的に新聞を配達する制度が大きく貢献している。
しかし、日本では都市部を中心にインターネット網が十分に発達しているにもかかわらず、新聞社や出版社のデジタルへの移行が遅く、新聞社のウェブサイトも比較的未発達のままだ。
評論家らは、読者との双方向コミュニケーションを推進することに新聞社が伝統的にほとんど何も行わず、インターネットに慣れ親しんだ若い世代の需要の変化に対応するのにも遅れていると指摘している。
ハフィントン・ポスト日本版のURLは、 http://www.huffingtonpost.jp 。(c)AFP