【4月19日 AFP】マイクロブログ大手の米ツイッター(Twitter)は18日、ユーザーのツイート(投稿)内容を基にお薦めの楽曲を提案する新サービス「Twitter #music」を開始し、競争の激しいデジタル音楽事業に進出した。新サービスでは、楽曲サンプルの試聴も可能という。

 同社によると、新サービスでユーザーはツイッターの投稿内容を基に、今一番人気の曲や新人アーティストを見つけることができる。これは「音楽を発見する方法を革新する」サービスだという。

 ユーザーは「iTunes」「Spotify」「Rdio」といった音楽配信サービス上の楽曲を30秒間試聴できるが、初期状態では米アップル(Apple)の「iTunes」に設定されている。

 Rdioによると、ウェブブラウザーやアップル製の各種モバイル端末向けのアプリケーションでは、今人気の曲や、自分の好みに合わせたお薦め楽曲を調べることができる。

 ツイッターによると、米グーグル(Google)のモバイル端末向け基本ソフト(OS)「Android(アンドロイド)」向けのアプリケーションも開発中という。

 新サービスはカナダ、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、米国ですでに開始され、今後他の国にも拡大する予定だ。(c)AFP/Glenn Chapman