【2月7日 AFP】米インターネット検索大手ヤフー(Yahoo!)は6日、競合する米グーグル(Google)とコンテキスト広告で提携したと発表した。ヤフーの一部ウェブサイトで、グーグルの広告配信サービス「AdSense」と「Admob」を利用したターゲット広告が表示されることになるという。

 ヤフーは、グーグルとの提携で検索キーワードやサイトコンテンツ傾向と関連性の高い広告を表示できるようになり、より多くの広告収入が期待できると指摘。ユーザーとっても、より有意義な広告を提供することが可能になると説明している。

 ウェブサイト上での広告表示の方法や表示位置などが変わることはないという。

 ネット検索の先駆けとして人気を博したもののグーグルと市場競争に敗れたヤフーは昨年、元グーグル幹部のマリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)最高経営責任者(CEO)を迎え、巻き返しを図っている。(c)AFP