【1月8日 AFP】インターネットにつながったこのフォークで食事をすれば健康になれる――フランスを拠点とするベンチャー企業、スローコントロール(Slowcontrol)が世界初と自負する「ネット接続フォーク」は、食事のペースを監視して使う人の健康管理に役立つという。

「食べすぎは不健康で肥満につながることを皆知っている。そこでこの問題を解決するためにこれを開発しようと決めた」と、スローコントロールの創設者でフォークを開発したジャック・レピーヌ(Jacques Lepine)氏は語る。フォークの開発にあたってレピーヌ氏は食べ過ぎの問題について調べたという。

 レピーヌ氏が開発したフォークには食事中に摂取カロリーを計測する機能があり、食べ過ぎと判断した場合にアラーム音と振動で注意を促す。電子パーツを取り外せば水洗いも可能だ。

 米国で8日から開かれる世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics ShowCES)」に出展され、米国では健康機器企業ハピラブス(HapiLabs)から「ハピフォーク(HapiFork)」の商品名で4月から99ドル(約8700円)で販売される予定。利用者の食習慣を適切にプログラムする専用ソフトも同梱されるという。(c)AFP