【12月12日 AFP】マイクロブログのツイッター(Twitter)が11日に発表した、今年最も多くリツイートされた「ゴールデンツイート」は、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領がミシェル(Michelle Obama)夫人と抱き合う写真とともに投稿された「Four more years(あともう4年)」という勝利のメッセージだった。

「ゴールデンツイート」は今年1年間に、世界中のツイッター利用者の間で特に注目を集めた話題やニュース、トレンドを振り返るもの。再選を決めたオバマ大統領のメッセージは投稿からわずか数時間のうちに200か国以上で81万6973回リツイートされ、最多記録を更新した。

 2番目にリツイートが多かったのは、米歌手ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)さんが脳腫瘍で亡くなった6歳のファンの少女に送ったメッセージ。心のこもったビーバーさんのメッセージは22万4173回リツイートされた。

 ツイート件数でみた「最も大きな話題」は、米大統領選、ロンドン五輪、ハリケーン「サンディ(Sandy)」、米歌手ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)さんの死など。また、欧米のサッカー、MTVミュージック・ビデオ・アワード(MTV Video Music Awards)、日本のアニメ映画『サマーウォーズ』(Summer Wars)も大きな話題だった。

「注目のツイート」には、映画監督のジェームズ・キャメロン(James Cameron)氏が太平洋西部のマリアナ海溝(Mariana Trench)の海底10.9キロメートルから発信したメッセージなどが選ばれた。

 ツイッターの今年のトレンドは「2012.twitter.com」で見ることができる。(c)AFP