図書館蔵書の電子化、7年越し訴訟で和解 グーグルと米出版社協会
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【10月5日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)と米出版社協会(Association of American Publishers、AAP)は4日、グーグルによる図書館蔵書の電子化プロジェクトをめぐる著作権侵害訴訟で和解に達したと発表した。図書館の蔵書を電子化しオンライン上で提供する「グーグル図書館プロジェクト(Google Library Project)」をめぐっては、2005年10月にAAP加盟の5出版社がグーグルを著作権侵害で訴え、7年間にわたって争っていた。
グーグルとAAPの共同声明によると、出版社側はグーグルが電子化した自社刊行の書籍・雑誌について、全文公開するか、一部公開にするか、または削除するかを選べる。公開を選んだ出版社にはグーグルからその書籍のデジタルデータが提供され、自社利用できる仕組みだ。グーグルのオンラインストア「グーグルプレイ(Google Play)」で電子書籍として販売することも可能となる。
グーグルの書籍電子化プロジェクトに関する著作権訴訟では、他に「グーグルブックス(Google Books)」について米作家協会(Authors Guild)が同社を訴えている。(c)AFP/Rob Lever
グーグルとAAPの共同声明によると、出版社側はグーグルが電子化した自社刊行の書籍・雑誌について、全文公開するか、一部公開にするか、または削除するかを選べる。公開を選んだ出版社にはグーグルからその書籍のデジタルデータが提供され、自社利用できる仕組みだ。グーグルのオンラインストア「グーグルプレイ(Google Play)」で電子書籍として販売することも可能となる。
グーグルの書籍電子化プロジェクトに関する著作権訴訟では、他に「グーグルブックス(Google Books)」について米作家協会(Authors Guild)が同社を訴えている。(c)AFP/Rob Lever