【8月3日 AFP】米インターネット交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック(Facebook)はこのほど米証券取引委員会(Securities and Exchange CommissionSEC)に提出した四半期報告書の中で、6月末時点でのアクティブユーザー9億5500万人のうち、約8.7%に相当する8300万人分のアカウントに偽物か重複の疑いがあると報告した。

 1人のユーザーが追加作成した重複アカウントは約4.8%で、企業・組織または「ペットなど人間以外の存在」のアカウントとされるものが2.4%、スパムなど不当目的で作られた「望ましくない」アカウントは1.5%と推計している。

 フェイスブックでは、こうした偽・重複アカウントの多くはインドネシアやトルコなどユーザー数がまだ少ない国で作られることが多く、フェイスブックが普及している米国やオーストラリアなどではそれほどではないと分析している。(c)AFP