【7月4日 AFP】マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」に自分のデビットカード(金融機関で発行されたキャッシュカード)の写真を投稿しないよう呼び掛けるアカウントが、登場して6週間で効果を発揮している。

 話題を呼んでいるのは作成者不明の「@NeedADebitCard」というアカウント。ツイッターの写真共有サイト「Twitpic」や写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」に投稿されたユーザーのキャッシュカードの写真をわざとリツイートし、「キャッシュカードの写真を投稿するのはやめて」と呼び掛けている。ユーザーが投稿したカードの写真には、ナンバーがすべて写っているものもある。

 米消費者団体コンシューマー・ユニオン(Consumers Union)によれば、裏面に印刷されている3桁のセキュリティーコードがなければ犯罪に使われる可能性は少ない。しかし「だからといって、オンライン上にキャッシュカードの写真を投稿することが安全だとはまったく言えない。写真を投稿した人たちは新しいカードに変えたほうがよい。そして次のカードは写真など撮らないことだ」とコメントしている。(c)AFP