【6月18日 Relaxnews】米SNSフェイスブック(Facebook)や米マイクロブログのツイッター(Twitter)といったソーシャルメディアに自動車内からアクセス可能となることを消費者は望んでいないとの調査結果が、今月開催されたテレマティクスデトロイト2012(Telematics Detroit 2012)カンファレンスで発表された。

 米調査会社ガートナー(Gartner)の「connected vehicle(ネット接続車両)」のアナリスト、ティロ・コスロフスキー(Thilo Koslowski)氏が発表した調査によると、車載機器を通じてフェイスブックやツイッターなどのソーシャルアプリを使うことに消費者は興味を持っていなかった。一方、ドライバーが関心を示したのは「ドライブ中に使って意味があるアプリ」だったという。

 アプリについては、独高級自動車メーカーのメルセデスベンツ(Mercedes Benz)が、音声コントロールでフェイスブックのウォールに投稿できるアプリを導入するなど、現代の自動車市場ではその存在感を高めている。米アップル(Apple)も6月に開催した2012年世界開発者会議(WWDC)で、具体的な利用方法については明らかにしていないものの、同社の音声コントロール「Siri」を大手自動車メーカーの車両に採用することが可能と発表していた。(c)Relaxnews/AFPBB News

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