【5月22日 AFP】動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)が20日、その誕生から7周年を迎えた。投稿動画の種類や量、ユーザーの視聴時間でも新たな節目となったようだ。

 ユーチューブが同日、ブログ上で発表したメッセージによると、現在ユーチューブには、1分あたり約72時間分の動画がアップロードされているという。

「世界中の7歳になる子どもたちと同様に、ユーチューブも急速に成長しています。言い換えれば、1人ならばアップロードにまる3日はかかる分量の動画が毎分投稿されているのです。これは英王室のロイヤルウエディングの動画61回分、米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)の『バッド・ロマンス(Bad Romance)』なら841回、ニャンキャット(Nyan Cat)なら1194回分の量になります」

 ユーチューブのメッセージは、さらに続く。「ユーチューブの方針が正しいことを、全世界の8億人の人々が示してくれました。アカウントの取得者は50%増え、毎月の視聴時間は30億時間に達しています」

 ユーチューブは近年、より多くの広告を集める目的で、これまでの主流だった一般人による動画投稿に加えて、テレビ番組や映画など、いわゆる商業ベースの動画コンテンツを徐々に増やしている。

 ユーチューブは2006年、16億5000万ドル(約1300億円)で米検索大手グーグル(Google)に買収された。世界的に絶大な人気を誇るユーチューブだが、グーグルはその業績についていまだに公表していない。(c)AFP