【3月2日 AFP】米非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が1日発表した調査「インターネットと米国人の生活プロジェクト(Internet & American Life Project)」で、米国内の18歳以上のスマートフォン(多機能携帯電話)所有率が前月末までに46%に達し、従来型携帯電話の所有率(41%)を逆転したことが分かった。

 前年5月の調査ではスマートフォン所有率は35%、従来型は48%だったことから、米国人の間でスマートフォンが急速に普及していることが明らかになった。スマートフォン所有者は若者~中年でほぼまんべんなく増加しており、性別や居住地域、収入による差異も見られなかった。

 所有するスマートフォンの内訳は、米グーグル(Google)のOS「アンドロイド(Android)」搭載端末が20%、米アップル(Apple)の「iPhone(アイフォーン)」が19%、カナダのリサーチ・イン・モーション(Research in MotionRIM)の「ブラックベリー(Blackberry)」が6%だった。

 携帯端末を所有していないと答えた人は12%だった。(c)AFP