【2月17日 AFP】忙しい両親の代わりに「子守」を担う存在といえばテレビだが、最近ではタブレット型情報端末が取って代わりつつあるようだ。

 米デジタル市場調査会社ニールセン(Nielsen)は16日、iPadなどのタブレット型情報端末を所有し12歳未満の子がいる親たちが、どのように子供たちにタブレット型情報端末を使わせているか調べた結果を公表した。それによると、子供たちが移動中の暇つぶしにタブレット型端末を使用している答えた親は55%を超え、外食時のレストランで使っているとの回答も41%に上った。

 また、約77%がタブレット型端末にダウンロードしたゲームで子供が遊んでいると答え、57%が教育系アプリケーションを利用していた。子供がタブレット型端末でテレビ番組や映画を見ているとの回答は43%だった。

 一方、友人や家族とのコミュニケーションにタブレット型端末を使用している子供は15%にすぎなかった。

 ニールセンによると、タブレット型情報端末を所有する家庭で12歳未満の子供の10人に7人が、端末を使用しているという。(c)AFP