【12月16日 AFP】インターネット検索最大手グーグル（Google）が15日発表した2011年の急上昇検索キーワード・リスト「グーグル・ツァイトガイスト（時代思潮、Google Zeitgeist）」で、動画サイトで公開した歌が「史上最低」と酷評された13歳の少女「レベッカ・ブラック（Rebecca Black）」さんの名前が1位になった。

「グーグル・ツァイトガイスト」は、その年の検索トレンドからその年に最も人々の注目を集めた人物、事件、事象などを浮かび上がらせる試み。レベッカさんが歌う「フライデー（Friday）」は、音楽評論家に酷評されながら、動画共有サイト「ユーチューブ（YouTube）」で数千万回も再生される大ヒットとなった。

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　2位は、グーグルがフェイスブック（Facebook）に対抗して立ち上げたSNS「グーグルプラス（Google+）。日本からは、東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の事故によって世界の注目を集めた「東京電力（TEPCO）」が8位に入った。

　米アップル（Apple）関連では、「iPhone 5」（6位）、10月に他界した共同創設者の「スティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）」氏（9位）、「iPad 2」（10位）と、3つのキーワードがトップ10入りした。

　このほかトップ10入りしたキーワードは、米MTVの人気番組「ジャッカス（Jackass）」の出演者で自動車事故死したライアン・ダン（Ryan Dunn）さん（3位）、2歳の娘を殺害した罪に問われた裁判で無罪評決が下ったケーシー・アンソニー（Casey Anthony）被告（4位）、ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツ（Electronic Arts）のビデオゲーム「バトルフィールド3 （Battlefield 3）」（5位）、英歌手アデル（Adele、7位）となっている。

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　また、ニュース部門ではハリケーン「アイリーン（Irene）」が、画像検索では風変わりな場所で腹ばいに横たわる写真を投稿する「プランキング（planking）」が、それぞれ急上昇検索トップだった。(c)AFP

【参考】2011年の「グーグル・ツァイトガイスト」一覧