【11月25日 AFP】米マイクロブログのツイッター(Twitter)で、アラビア語のツイート(つぶやき)数がこの1年で爆発的に増えたことが、24日発表された最新調査で分かった。中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」でSNSが大きな役割を果たした影響が背景にあるとみられる。

 インターネット・SNS調査会社Semiocastが2010年7月1日~2011年10月21日に投稿された61言語のツイート計56億件(全世界の総ツイート数の10%)を対象に行った「ツイッター上で最もよく使用される言語調査」によると、10年10月の時点では1日当たり9万9000件だったアラビア語のツイート数は、1年後の今年10月には1日200万件を超え、世界8位だった。

 言語別ツイート数世界1位は依然として英語で、1日当たり7000万件を数えるが、全体に占める割合は09年の60%から、今回調査では40%を割り込むまでに落ち込んだ。

 日本語は2位で、全言語中に占める割合は前回調査の19%からやや下がって14.2%。

 対照的に、タイ語の割合が470%も増加したほか、ツイッターの利用が禁止されている中国でも毎日50万件近くのつぶやきが投稿されていることが明らかになった。(c)AFP

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