【11月3日 AFP】米アップルは2日、スマートフォンiPhone 4Sなどモバイル向けの最新基本ソフト「iOS 5」を搭載した機器の電池の消耗が激しいとされる問題で、同OSのバグを修正する準備をしていると発表した。

 アップルは「iOS 5を搭載した機器の電池の持ちが予想以上に悪いとの報告が、少数の顧客から寄せられている。電池の寿命に影響を与えているバグをいくつか見つけたため、これらの問題に対処するアップデート版のOSを数週間以内にリリースする」との声明を出した。

 iOS 5は前月、iPhone、iPadiPod touch向けのOSとして登場。ツイッター(Twitter)などオンラインのフォーラム上では、iPhoneユーザーから電池が1日持たないとの苦情が寄せられ、ユーザー間では位置情報サービス機能をオフにするなどの解決策が示されていた。

 今回の問題については、アップルがiPhone 4Sの所有者に接触したとの報道はあったが、同社が公にこの問題に取り組んだのは初めて。(c)AFP

【関連記事】iPhone 4Sの新機能「Siri」、機械とは思えない絶妙な返しを披露