【9月1日 AFP】パナソニック(Panasonic)は8月31日、2012年ロンドン五輪の競技を3D映像で制作・放送する契約を、国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック放送機構(OBS)と結んだと発表した。五輪競技の3D放送は史上初。

 開会式、閉会式を始め、陸上や水泳など200時間を越える主要競技の映像が、世界各国で3D配信される。パナソニックの鍛治舍巧(Takumi Kajisha)常務役員は、「3Dテレビが家庭における五輪の楽しみ方を抜本的に変えることは疑いない」と声明で述べた。

 OBSのマノロ・ロメロ(Manolo Romero)会長は、「初めて3Dで放送されるロンドン五輪は、放送史における最も意義ある大会となるだろう」と語った。

 パナソニックは、来年7月27日に開幕するロンドン五輪の公式スポンサー。(c)AFP