【8月13日 AFP】12日の中国国営ラジオによると、雲南（Yunnan）省昆明（Kunming）市で米アップル（Apple）の直営専門店をまねた店舗が相次いで見つかったことに続き、さらに22店舗の｢偽アップルストア｣が見つかった。

　昆明の偽アップルストアは7月にアメリカ人ブロガーがその存在を世界に知らせ、大きな反響を呼んだ。このブロガーは｢あまりにも本物のアップルストアにそっくりで、従業員たちさえ米アップルの直営店で働いていると信じている｣ほどだと書いていた。

　中国当局は昆明市のIT関連販売店300店舗を調査し、最初にブロガーが指摘した2店舗にすぐに閉鎖させたが、その後も次々に偽アップルストアが見つかっている。中国で許可を受けてアップル製品を販売している店は多いが、中国国内の正式なアップルストアは北京（Beijing）と上海（Shanghai）の2店舗ずつの計4店舗のみ。

　この事態を受けて当局は、海賊版の商品や店舗を取り締まるため市民からの苦情や情報を受け付けるホットラインを開設した。(c)AFP

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