【7月22日 AFP】オーストラリアで、未成年者を保護するために、米SNS最大手フェイスブック(Facebook)のユーザー登録の年齢制限を18歳に引き上げる案が検討されている。そのほかにも、登録する際に年齢証明書を求めることや、保護者に自分の子どものフェイスブックページへのアクセス権を与えることなどが提案されている。

 フェイスブックでは現在13歳未満の登録を規定で禁止しているが、年齢制限を徹底させる方法はない。

 ロバート・マクレランド(Robert McClelland)法相によると、保護者たちからフェイスブックの年齢制限規定は若年すぎるうえ、子どもたちが公開している情報は「彼らの将来の人生に有害となりかねない」との不満が出ており、議員らが対策を検討している。オーストラリア国内のユーザー年齢制限の18歳への引き上げは、対策案のひとつだという。(c)AFP