米FBI、サイバー攻撃捜査で国際ハッカー集団の16人を逮捕
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【7月20日 AFP】米司法省と米連邦捜査局(FBI)は19日、国際的なハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」が犯行声明を出していた米オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」などに対するサイバー攻撃に関連し、全米10州で16人を一斉逮捕したと発表した。
うち14人には昨年12月にサイバー攻撃によって、ペイパルのサービスを妨害した疑いがかけられている。「アノニマス」は、ペイパルが内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」への寄付金用アカウントを閉鎖したことへの「報復」として、ハッカー攻撃を行ったとされる。
起訴状によると、アノニマスのハッカーたちは、スウェーデンでの性的暴行容疑で逮捕され、英国で保釈中のウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者の名をとり、このハッカー攻撃を「アサンジのための報復作戦」と呼んでいた。
米司法省とFBIの発表によると、「大企業および組織に対する連係したサイバー攻撃」に関する捜査の一環として、FBIは全国35か所で家宅捜索を行った。同事件に関連する家宅捜索はこれで計75か所以上に及んでいるという。また当局によれば、今回の一斉捜査は英国およびオランダの警察と連携したもので、英国では1人、オランダでは4人が逮捕されている。(c)AFP
うち14人には昨年12月にサイバー攻撃によって、ペイパルのサービスを妨害した疑いがかけられている。「アノニマス」は、ペイパルが内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」への寄付金用アカウントを閉鎖したことへの「報復」として、ハッカー攻撃を行ったとされる。
起訴状によると、アノニマスのハッカーたちは、スウェーデンでの性的暴行容疑で逮捕され、英国で保釈中のウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者の名をとり、このハッカー攻撃を「アサンジのための報復作戦」と呼んでいた。
米司法省とFBIの発表によると、「大企業および組織に対する連係したサイバー攻撃」に関する捜査の一環として、FBIは全国35か所で家宅捜索を行った。同事件に関連する家宅捜索はこれで計75か所以上に及んでいるという。また当局によれば、今回の一斉捜査は英国およびオランダの警察と連携したもので、英国では1人、オランダでは4人が逮捕されている。(c)AFP