【6月3日 AFP】「Lulz Security(愉快なセキュリティー)」を名乗るハッカー集団は2日、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)のネットワークに侵入してパスワード、Eメールアドレス、住所、誕生日など100万件以上の個人情報を盗んだと発表した。

「SonyPictures.com」のサーバーに「最も原始的で一般的なぜい弱ポイント」から侵入したとツイッター(Twitter)上で明らかにしたもので、「単純な攻撃がいとも簡単に行えるような会社になぜそのような信頼を置くのか?」と問いかけている。盗んだデータは1件たりとも暗号化されていなかったと問題点を指摘し、「恥ずべきことで、不用心だ」とたたみかけた。

 ソニーは、今回の新たなハッカー攻撃について、調査中とのコメントを出した。

 SonyPictures.comは、映画の予告編や映画・テレビ番組の情報を提供するサイトで、メール配信サービスも実施している。(c)AFP

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