【4月7日 AFP】米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)フェイスブック(Facebook)は5日、報道関係者向けリソースページ「Journalists on Facebook(ジャーナリスツ・オン・フェイスブック)」を立ち上げた。SNSを報道ツールや読者・視聴者とつながる媒体として使えるよう記者の手助けをするという。

 同社メディア・パートナーシップ担当ディレクターのジャスティン・オソフスキー(Justin Osofsky)氏は、新ページ立ち上げの目的について「情報源を探したり、読者とやりとりしたり、記事の更新にフェイスブックを使う記者が増えている状況に応じ、現在進行形のリソースとなること」とブログで説明。「記者の仕事とフェイスブックの最先端のサービスを融合し、5億人を超えるユーザーとつながる最も効果的な方法を提供する」と述べている。

 フェイスブックは2010年初頭からジャーナリストたちと協力し、彼らの記事がSNS上でより有効活用される取り組みを行ってきた。オソフスキー氏によると、取り組みを初めてから平均的な報道機関の記事閲覧数でフェイスブック経由のものは300%の伸びを見せたという。

 またフェイスブックでは、報道ツールとしてフェイスブックを利用するためのワークショップ付きプログラム「Facebook Journalism Meetup(フェイスブック・ジャーナリズム・ミートアップ)」も立ち上げた。初回は今月27日に、米カリフォルニア(California)州パロアルト(Palo Alto)の同社本社で開催される。(c)AFP

【参考】報道関係者向けリソースページ「Journalists on Facebook」(英語)