【2月16日 AFP】米アップル(Apple)は15日、同社製品「iPhone(アイフォーン)」、「iPad(アイパッド)」、「iPod Touch(アイポッドタッチ)」向けアプリ配信・販売サービス「App Store」で、新聞や雑誌コンテンツの定期購読サービスを開始した。音楽や動画コンテンツの定期購読も可能となる。新たな収入手段を模索していた出版業界にとっては朗報だ。

 これまで、アップル携帯端末のユーザーは、定期出版物も1回ごとに購入しなければならなかった。だが、新サービスでは、購読料や、購読期間の単位を週、月、年など、出版社側が自由に設定できる。購読料は、アップルの音楽配信サービス「iTunes」のユーザーアカウントで自動的に決済される仕組み。定期購読の申し込みがApp Storeを通じて行われた場合は売り上げの30%がアップルの取り分となるが、出版社のウェブサイト内で行われた場合、アップルの取り分はない。(c)AFP/Chris Lefkow

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