【2月3日 AFP】米グーグル(Google)は2日、基本ソフト(OS)アンドロイド(Android)の最新バージョンでタブレット端末向けに開発した「Android 3.0(開発コード:ハニカム、Honeycomb)」を披露した。

 また、アンドロイド向けアプリの販売サイト「アンドロイド・マーケット(Android Market)」の立ち上げも発表した。

 カリフォルニア(California)州マウンテンビュー(Mountain View)の本社で開催されたアンドロイド関連イベントで、同社のモバイル・プロダクツ・ディレクター、ヒューゴ・バラ(Hugo Barra)氏は「ハニカムは、新世代タブレット式コンピュータに合わせて作られている」と紹介した。

 活況のタブレット端末市場は現在、米アップル(Apple)の「iPad(アイパッド)」に独占されているが、無償で提供されるオープンソースのハニカムは、瞬く間に多くのタッチスクリーン式タブレットに採用されると見込まれている。

 グーグル幹部らはハニカムについて、ソフトウエア革命のためのプラットフォームとして設計されていると強調し、スマートフォンやタブレット端末の人気の高まりを支えるアプリの開発者に向けアピールした。

 ハニカムは、前月、家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics ShowCES)」で発表されたモトローラ(Motorola)のタブレット型端末「Xoom」に搭載されて市場デビューする。(c)AFP/Glenn Chapman

【参考】「アンドロイド・マーケット」