【1月18日 AFP】米金融大手ゴールドマン・サックス（Goldman Sachs）は17日、米SNS大手フェースブック（Facebook）株式15億ドル（約1250億円）相当の私募について、米国内の投資家を対象から除外すると発表した。米国内におけるメディア報道の過熱が理由だという。

　ゴールドマン・サックスは、AFPなど各メディアに宛てた文書のなかで、「昨今のメディア報道の過熱ぶりから、米法に基づいて私募を実施することは難しいと判断し、私募対象を米国外の投資家に限定することを決定した」と説明している。

　また、この決定はゴールドマン・サックス単独での判断であり、第三者からの要求はなかったと強調。遺憾な決定ではあるが、最善の措置だと確信していると弁明している。

　米証券法は、公に私募を実施することを禁じており、ゴールドマン・サックスによるフェースブックの私募について米証券取引委員会（SEC）が注視していると伝えられていた。(c)AFP

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