【12月10日 AFP】米検索大手グーグル(Google)が9日発表した2010年世界の検索ワードランキングによると、今年最も急上昇した検索ワードは「Chatroulette(チャットルーレット、ウェブ画像を通じて無作為の相手とチャットが楽しめるサイト)」で、2位は米アップル(Apple)のタブレット型端末「iPad」で、急上昇トップ10のうち7つがIT関連用語だった。

 急上昇検索ワードの3位には「Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)」が入った。ビーバーは16歳のカナダ人ポップ歌手。ユーチューブ(YouTube)に投稿した動画がきっかけで歌手デビューを果たしたことから、「IT関連用語」にカテゴリー分けできるかもしれない。その場合、急上昇トップ10のうちIT関連用語は8つということになる。

 ニュース部門の検索数では、「Haiti(ハイチ)」、「Chile(チリ)」、「earthquake(地震)」、「oil spill(原油流出)」が年間を通じて高かった。サッカーやサッカーW杯南アフリカ大会に関する検索ワードの急上昇もあった。

 料理レシピ部門では「chili(チリ)」が予想外の1位になった。ダンス部門の1位は「dougie(ドギー)」。グーグル・マップの検索部門では「World Cup(ワールドカップ)」、「Eiffel Tower(エッフェル塔)」、「Hearst Castle(ハースト城)」が上位につけ、この部門の6位に「Things to do(やるべきこと)」が入った。(c)AFP/Glenn Chapman

【参考】グーグルの2010年世界の検索ワードランキング(英語版)