【12月6日 AFP】米SNSフェイスブック(Facebook)創設者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は5日、米CBSテレビのインタビュー番組「60ミニッツ(60 Minutes)」に出演し、写真を重視したプロフィールページの新レイアウトを発表した。

 新プロフィールページはトップに略歴や住所を表示する欄があり、その下に写真を数枚、掲載することができる。

「みんな写真が大好きだから」とザッカーバーグ氏は説明した。「もともとフェイスブックでは、写真を重要な要素とは考えていなかった。でも、みんな本当に写真が好きなんだと知って、機能を追加したんだ」

 他には、最も大切な友人たちを強調して表示したり、友人のグループ分け、興味のあることや好きな活動を掲載し共有することなどが可能になる。

 フェイスブック開発者のブログによると、新レイアウトは2011年初頭から利用できるようになる。

■映画『ソーシャル・ネットワーク』に「おもしろい」

 ザッカーバーグ氏は番組内で、フェイスブックの誕生秘話を描く映画『ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)』についても批評。「会社を挙げて観に行った。結構おもしろかったよ」と語った。

「正しく描かれている点と、間違っている点があって、なかなか興味深かった。ザッカーバーグ役に着せていたTシャツは全部アタリだったと思うけど、基本的なところで間違いも多かった。あれだと、ぼくは女の子をゲットするためにフェイスブックを作ったみたいだ」

 また番組では、米ハーバード大学(Harvard University)在学中に、ザッカーバーグ氏に「フェイスブック」のアイデアを盗まれたと主張する双子の兄弟、タイラー(Tyler Winklevoss)氏とキャメロン・ウィンクルボス(Cameron Winklevoss)氏のインタビューも紹介。タイラー氏は、「ザッカーバーグ氏はわれわれのプロジェクトをさぼり、裏切った」と語った。

 これにザッカーバーグ氏は「2人との活動は有償の仕事でもなかった」と答え、2人の開発していたサイトが「ハーバード大の出会い系サイトで、フェイスブックとはまったく異なるものだった」と反論。「どうしてこんな考えになるのか理解に苦しむ」と語った。(c)AFP/Chris Lefkow

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