【8月18日 AFP】東急電鉄田園都市線で13日午前、走行中の電車の乗客から「焦げ臭いにおいがする」との通報があった原因は、乗客の1人が持っていたiPod(アイポッド)が破裂したためだとみられると、日本のメディアが18日までに報じている。

 東急電鉄の広報によると、電車を桜新町に停車させて職員が状況を調べていたところ、女性の乗客が「自分のiPodでは」と申し出たという。この女性は「iPodが破裂して、焦げたにおいがした」と語ったと報道されている。電車は8分遅れで運行を続けた。

 経済産業省は、これまでに初代iPod nanoで27件の加熱事故が起こった事態を重視し、アップルジャパン(Apple Japan)に対応を指示していた。

 アップルジャパンは、問題は特定のバッテリメーカーにあるとしており、iPod nanoのその他のモデルについては事故の報告がないとしている。(c)AFP

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