英フェースブック、「パニックボタン」導入で通報急増
このニュースをシェア
【8月13日 AFP】英国でソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「フェースブック(Facebook)」を悪用した殺人事件を機に導入された緊急通報用の「パニックボタン」の利用が急増している。
「パニックボタン」(通称ClickCEOP)は13~18歳までの未成年ユーザーを対象としたオプションサービスで、悪意をもった成人ユーザーから未成年ユーザーを保護する目的で新設された。
ネット上のいじめや犯罪から青少年を保護する活動を行っている英非営利団体「児童搾取対策オンライン保護センター(Child Exploitation and Online Protection Centre、CEOP)」がフェースブックと協力し、このアプリケーションを提供している。
同団体の調べによると、ボタンが設置された前月12日以降、これまでに211人がパニックボタンを通じて、虐待につながる疑いのある案件を通報した。前の月の通報は28件で、通報数はボタン設置後1か月で7倍となった。
また、パニックボタンをダウンロードしたユーザー数も5万5000人に達した。
英国では3月、当時17歳だったユーザー、アシュレー・ホール(Ashleigh Hall)さんが、フェースブック上で10代の少年ユーザーだと偽っていた性犯罪歴のある33歳の男に乱暴された後、殺害される事件が起こり、フェースブックに対して通報ボタンの設置を求める声が高まっていた。(c)AFP
「パニックボタン」(通称ClickCEOP)は13~18歳までの未成年ユーザーを対象としたオプションサービスで、悪意をもった成人ユーザーから未成年ユーザーを保護する目的で新設された。
ネット上のいじめや犯罪から青少年を保護する活動を行っている英非営利団体「児童搾取対策オンライン保護センター(Child Exploitation and Online Protection Centre、CEOP)」がフェースブックと協力し、このアプリケーションを提供している。
同団体の調べによると、ボタンが設置された前月12日以降、これまでに211人がパニックボタンを通じて、虐待につながる疑いのある案件を通報した。前の月の通報は28件で、通報数はボタン設置後1か月で7倍となった。
また、パニックボタンをダウンロードしたユーザー数も5万5000人に達した。
英国では3月、当時17歳だったユーザー、アシュレー・ホール(Ashleigh Hall)さんが、フェースブック上で10代の少年ユーザーだと偽っていた性犯罪歴のある33歳の男に乱暴された後、殺害される事件が起こり、フェースブックに対して通報ボタンの設置を求める声が高まっていた。(c)AFP