【7月8日 AFP】米アップル(Apple)は7日、ベトナムの開発者がiTunesを使って詐欺行為をはたらいたことを受け、同社の有料配信サイト「iTunes Store」のセキュリティー対策を強化すると発表した。

 今後、ユーザーが新しいコンピューターからiTunesにアクセスした場合や商品を購入する際に、クレジットカードの裏に記載されたCCV番号の入力を頻繁に求めるという。

 アップルは6日、不正行為をおこないライセンス契約に違反したベトナム人開発者Thuat NguyenApp Storeから排除したと発表したばかり。この開発者が作成したアプリも削除されるという。

 テクノロジー専門ブログ「Engadget(エンガジェット)」によると、複数のユーザーから、自分のアカウントがハッキングされ、この開発者の会社の電子書籍が購入されていたとの苦情があったという。(c)AFP