【6月29日 AFP】ウェブサイト・トラッキング調査会社StatCounterが28日発表した統計によると、27日までの1週間の米国のウェブブラウザ・シェアでインターネット検索大手グーグル(Google)の「グーグル・クローム(Google Chrome)」が初めてアップル(Apple)の「サファリ(Safari)」を抜いて3位に躍り出た。

 米ウェブブラウザ市場におけるクロームのシェアは8.97%で、サファリの8.88%をわずかながら上回った。2か月前の調査ではサファリが1.5%ほどクロームを上回っていた。

 1位はマイクロソフト(Microsoft)の「インターネット・エクスプローラー(Internet ExplorerIE)」の52%で、依然として圧倒的優位を誇る。2位はモジラ財団(Mozilla Foundation)のオープンソース・ブラウザ「ファイアフォックス(Firefox)」で28.48%。

 世界規模でもIEが52.78%でトップ。次いでファイアフォックスが約31%で続くが、クロームも9.44%と徐々にシェアを伸ばしている。(c)AFP