【6月25日 AFP】11月の米中間選挙を控え、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の支持組織「オーガナイジング・フォー・アメリカ(Organizing for America)」と民主党は24日、アップル(Apple)のiPhone(アイフォーン)とiPad(アイパッド)向けアプリの無償配布を開始した。

 民主党全国委員会(Democratic National Committee)の技術部門責任者であるジョシュ・ヘンドラー(Josh Hendler)氏は、「選挙キャンペーンに、支持者にも参加してもらうのが目的。どのアプリも、有権者、支持者、ボランティアの皆さんとつながるというわが党の戦略の核となるものだ」と説明する。

 民主党議員と直接通話ができるアプリや、最新の写真、動画、ニュース、争点、各地での民主党集会の開催場所などを知ることができるアプリが提供される。

 同党が携帯端末用アプリを提供するのは初めて。iPad向けアプリの提供は、米政党としては民主党が一番乗りとなる。

「オーガナイジング・フォー・アメリカ」は、2008年の米大統領選でオバマ氏の当選に大きく貢献した選挙対策グループが前身となっている。(c)AFP