グーグル検索の新インデックス「カフェイン」、情報反映を高速化
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【6月11日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は9日夜、より早く最新情報を入手し、より包括的な検索ができる新しい検索インデックスシステム「カフェイン(Caffeine)」が完成したと発表した。
グーグルのソフトウエア・エンジニア、キャリー・グライムス(Carrie Grimes)氏がブログ上で説明したところによると、カフェインは「従来より50%新鮮なウェブ検索結果」を提供し、検索対象とするコンテンツ量もこれまでのグーグルの実績を上回る。「ニュースやブログ、フォーラムなどへの投稿があった時、検索する内容に関連性の高いコンテンツにずっと早くたどり着ける」という。
グライムス氏によると、従来の検索インデックスでは複数のレイヤーを使っており、一部のレイヤーだけを頻繁に更新していた。このため、古いインデックスのレイヤーを更新する際にはウェブ全体を解析する必要が生じ、ウェブ上に新しいコンテンツができても検索結果に反映されるまでにタイムラグがあった。
「カフェイン」ではウェブを小分けに解析することで、検索インデックスを絶え間なく連続的に更新でき、ウェブ上に新しい情報がアップされたり、既存のウェブサイトに情報が追加された場合にすぐにそれが検索結果に現れるようになるという。(c)AFP
グーグルのソフトウエア・エンジニア、キャリー・グライムス(Carrie Grimes)氏がブログ上で説明したところによると、カフェインは「従来より50%新鮮なウェブ検索結果」を提供し、検索対象とするコンテンツ量もこれまでのグーグルの実績を上回る。「ニュースやブログ、フォーラムなどへの投稿があった時、検索する内容に関連性の高いコンテンツにずっと早くたどり着ける」という。
グライムス氏によると、従来の検索インデックスでは複数のレイヤーを使っており、一部のレイヤーだけを頻繁に更新していた。このため、古いインデックスのレイヤーを更新する際にはウェブ全体を解析する必要が生じ、ウェブ上に新しいコンテンツができても検索結果に反映されるまでにタイムラグがあった。
「カフェイン」ではウェブを小分けに解析することで、検索インデックスを絶え間なく連続的に更新でき、ウェブ上に新しい情報がアップされたり、既存のウェブサイトに情報が追加された場合にすぐにそれが検索結果に現れるようになるという。(c)AFP