【4月28日 AFP】ルーマニアを拠点とするセキュリティ・ソフトウェア会社ビットディフェンダー(BitDefender)は27日、米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」を狙ったハッカー攻撃が急増しているとして、iPad所有者らに注意を促している。

 ハッカーの手口は、まずiPad所有者に、iPadソフトウェアの更新を知らせる偽の電子メールを送りつける。通常、最新ソフトウェアはアップルの正規ウェブサイトからダウンロードするが、ハッカーはメールで偽サイトへiPad所有者を誘導し、悪意のあるコードが仕込まれたプログラムをダウンロードさせる。

 このプログラムをダウンロードしてしまうと、コンピューターにハッカーが侵入する「裏口」が作られ、コンピューターをハッカーに乗っ取られる恐れがあると、同社は警告している。(c)AFP