「どこでも友人とつながろう」、米フェースブックが外部にサービス提供
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【4月22日 AFP】米SNSサイト、フェースブック(Facebook)は21日、すべてのウェブサイトにソーシャルネットワーキング機能を追加できる新プラットホームを発表した。フェースブックは、この新プラットホームがネットユーザーの行動や人間関係を変えることになると訴えた。
米サンフランシスコ(San Francisco)で開かれた同社の開発者向けカンファレンス「f8」に登場した同社創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ズッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は、「オープングラフ(open graph)」構想を発表。その一例として、外部のニュースサイトや映画サイト、スポーツサイトなどを訪れたフェースブックのユーザーが記事をクリックすると、同じ記事が好きだというフェースブック上の友人が表示されるようになると説明した。これにより、自分と好みが似た人と情報を共有できるようになるとしている。
映画サイト「IMDB」やフェースブックに資本参加しているマイクロソフト(Microsoft)のサイトなど約70のウェブサイトが新プラットホームを導入済みだという。
フェースブックのクリス・コックス(Chris Cox)副社長は、「いつでもどこに行っても、そこに友人たちがいる世界を作るにはどうすればよいか」と自問し、「オープンなプラットホームをつくり、開発者にそれを提供するというのがこの問いに対するわれわれの答えだ」と述べた。
新サービスはパーソナライズ化が進むネットで大きな地位を占める可能性を秘めている。フェースブックは、アクセス数と広告収入をめぐって、ライバルからトラフィックを奪い取ることに成功するかもしれない。しかし、インターネットにおけるフェースブックの存在感を強める可能性がある一方で、フェースブック自体のサイト訪問者が減るおそれもある。(c)AFP/Glenn Chapman
米サンフランシスコ(San Francisco)で開かれた同社の開発者向けカンファレンス「f8」に登場した同社創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ズッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は、「オープングラフ(open graph)」構想を発表。その一例として、外部のニュースサイトや映画サイト、スポーツサイトなどを訪れたフェースブックのユーザーが記事をクリックすると、同じ記事が好きだというフェースブック上の友人が表示されるようになると説明した。これにより、自分と好みが似た人と情報を共有できるようになるとしている。
映画サイト「IMDB」やフェースブックに資本参加しているマイクロソフト(Microsoft)のサイトなど約70のウェブサイトが新プラットホームを導入済みだという。
フェースブックのクリス・コックス(Chris Cox)副社長は、「いつでもどこに行っても、そこに友人たちがいる世界を作るにはどうすればよいか」と自問し、「オープンなプラットホームをつくり、開発者にそれを提供するというのがこの問いに対するわれわれの答えだ」と述べた。
新サービスはパーソナライズ化が進むネットで大きな地位を占める可能性を秘めている。フェースブックは、アクセス数と広告収入をめぐって、ライバルからトラフィックを奪い取ることに成功するかもしれない。しかし、インターネットにおけるフェースブックの存在感を強める可能性がある一方で、フェースブック自体のサイト訪問者が減るおそれもある。(c)AFP/Glenn Chapman