【4月18日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は16日、ユーザーが入力した検索語にスペルミスがあってもユーザーが意図したと思われる検索結果を表示する機能を31の言語に拡大したと発表した。

 さらに同社はユーザーがいる場所に応じて検索語を提案する機能も改善した。グーグルは前年から、ユーザーがいる国に適した検索語の候補を提示していたが、米国内であれば大都市圏ごとに適した候補を提示できるようになったという。

「英国と米国ではユーザーが探しているものが異なるのと同じように、シアトル(Seattle)とダラス(Dallas)でもユーザーが求めているものは違うことに我々は気付いた。サンフランシスコ(San Francisco)で『バート(bart)』 といえば、人気アニメの登場人物バート・シンプソン(Bart Simpson)ではなく、湾岸高速鉄道(Bay Area Rapid TransitBART)を意味することが多い」とグーグルの技術スタッフPandu Nayak氏は同社の公式ブログで説明した。

 さらに検索キーワードの人名のスペルの誤りを正すソフトウェアも改善したという。(c)AFP

【参考】スペルミス機能の強化などを発表したグーグルの公式ブログ(英語)