米ドメインサービス最大手、中国ドメイン名「.cn」の新規提供を中止
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【3月25日 AFP】インターネットのドメイン名登録サービス世界最大手の米ゴーダディー(Go Daddy)は24日、中国政府による新規制を理由として、中国のドメイン名「.cn」の新規登録を中止することを明らかにした。2日前には米グーグル(Google)が中国本土でのネット検索サービスからの撤退を発表したばかり。
米議会の中国問題執行委員会(Congressional-Executive Commission on China)の公聴会で証言したゴーダディーのクリスティン・ジョーンズ(Christine Jones)上級副社長によると、中国インターネット・ ネットワーク情報センター(China Internet Network Information Center、CNNIC)は同社に対し、ドメイン登録者または企業のフルネーム、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの情報を収集するよう求めていた。4か月前からはこれに加え、「.cn」ドメインの新規登録者のカラー顔写真、中国での事業登録番号、署名付き登録フォームの提出を要求されるようになったという。
ジョーンズ上級副社長はまた、グーグルが検索サービス撤退を決めた要因となった前年12月の中国国内からのサイバー攻撃について、ゴーダディーも被害を受けた企業の1つだったことを明らかにした。(c)AFP/Chris Lefkow
米議会の中国問題執行委員会(Congressional-Executive Commission on China)の公聴会で証言したゴーダディーのクリスティン・ジョーンズ(Christine Jones)上級副社長によると、中国インターネット・ ネットワーク情報センター(China Internet Network Information Center、CNNIC)は同社に対し、ドメイン登録者または企業のフルネーム、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの情報を収集するよう求めていた。4か月前からはこれに加え、「.cn」ドメインの新規登録者のカラー顔写真、中国での事業登録番号、署名付き登録フォームの提出を要求されるようになったという。
ジョーンズ上級副社長はまた、グーグルが検索サービス撤退を決めた要因となった前年12月の中国国内からのサイバー攻撃について、ゴーダディーも被害を受けた企業の1つだったことを明らかにした。(c)AFP/Chris Lefkow