【3月16日 AFP】マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」は15日、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」や米マイクロソフト(Microsoft)の検索サイト「Bing(ビング)」などのウェブサイトにツイッター機能を統合するプラットフォーム「@Anywhere」を開始したと発表した。

「@Anywhere」が組み込まれたウェブサイトでは、ツイッターのつぶやきがポップアップで表示されるため、ユーザーは閲覧中のサイトからツイッターサイトに移動しなくてもそのままつぶやきを読み書きことができる。さらに、ウェブサイト上にハイライトで表示された個人・団体名を直接フォローすることも可能だ。

 現時点で、「@Anywhere」統合サイトを提供しているのは、Bing、ユーチューブのほか、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)、米ネット検索最大手ヤフー(Yahoo!)などのIT大手。

ツイッターは、今後も希望する企業には無料で「@Anywhere」統合サービスを提供していくという。「@Anywhere」サービスの収益見通しは明らかにしていないが、エバン・ウィリアムス(Evan Williams)最高経営責任者(CEO)は、より多くのユーザーにツイッターの「エコシステム」を拡張し、高付加価値なサービス提供に全力を尽くすと強調した。(c)AFP