【3月9日 AFP】世界で5人に4人が「インターネットへのアクセスは基本的権利の1つ」と考えていることが、英国放送協会(BBC)がカナダの民間調査会社グローブスキャン(GlobeScan)に依頼して行った調査によって、明らかになった。

 調査は26か国の成人2万7000人を対象に行ったもの。8日に公表された調査結果によると、「すべての人にとってインターネットへのアクセスは基本的権利」との考えについて、「強く支持する」と「ある程度支持する」を合わせると約79%が「支持する」と答えた。全回答者のうち、インターネットユーザーでは87%が「支持する」と答え、非ユーザーでも支持が70%を超えた。

 国別では特にメキシコ、ブラジル、トルコで「支持する」との回答が高かった。

 今回の調査は、さまざまな国の人が「インターネットは生活の重要な一部」だと感じていることも示した。日本、メキシコ、ロシアでは4人に3人が、「インターネットなしの生活は考えられない」と答え、超高速インターネット環境が整う韓国では、実に96%が「ネットアクセスは基本的権利」と答えている。(c)AFP