SNSのニュース源としての信頼性はどのくらい?記者ら「メディア断ち」で検証
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【1月22日 AFP】昨今人気のソーシャルネットワークサービス(SNS)は、ニュース情報源としてどのくらい信用に足るのか――。
カナダ、フランス、ベルギー、スイスのラジオ局に所属する5人の若手ジャーナリストたちが、隔離された状態で大手SNSサイト「フェースブック(Facebook)」とマイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」だけを使って、SNSで共有される情報の質の高さを検証する実験に挑戦する。
フェースブックやツイッターは前年、イラン大統領選後の混乱の際に情報提供ツールとして活躍し、一躍、ニュース源として注目を集めた。前週発生したハイチ大地震でも、やはり、これらのSNSサイトがコミュニケーション手段として大活躍している。
現在、この2サイトだけでも利用者は4億人に上り、SNSが既存メディアにとって脅威となりつつあるとも言われている。だが、本当のところはどうだろうか。これらのサイトだけを通して見る世界は、どのようなものなのだろうか?
今回の実験は、こうした疑問に答えるため、フランス語公共放送RFPが計画した。実験に参加する5人は、2月1日から5日間、フランス南部のペリゴール(Perigord)地方の農家にこもり、フェースブックとツイッター以外のウェブサイトに接続できないモバイル機器のみを情報源として生活する。
テレビ、ラジオ、新聞は絶対禁止。インターネットも、上記2サイト以外は見られないという厳しいルールの下、5人はそれぞれ所属する局の番組で、各自が「取材」したニュースを報じる予定だ。(c)AFP/Marie-Dominique Follain
カナダ、フランス、ベルギー、スイスのラジオ局に所属する5人の若手ジャーナリストたちが、隔離された状態で大手SNSサイト「フェースブック(Facebook)」とマイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」だけを使って、SNSで共有される情報の質の高さを検証する実験に挑戦する。
フェースブックやツイッターは前年、イラン大統領選後の混乱の際に情報提供ツールとして活躍し、一躍、ニュース源として注目を集めた。前週発生したハイチ大地震でも、やはり、これらのSNSサイトがコミュニケーション手段として大活躍している。
現在、この2サイトだけでも利用者は4億人に上り、SNSが既存メディアにとって脅威となりつつあるとも言われている。だが、本当のところはどうだろうか。これらのサイトだけを通して見る世界は、どのようなものなのだろうか?
今回の実験は、こうした疑問に答えるため、フランス語公共放送RFPが計画した。実験に参加する5人は、2月1日から5日間、フランス南部のペリゴール(Perigord)地方の農家にこもり、フェースブックとツイッター以外のウェブサイトに接続できないモバイル機器のみを情報源として生活する。
テレビ、ラジオ、新聞は絶対禁止。インターネットも、上記2サイト以外は見られないという厳しいルールの下、5人はそれぞれ所属する局の番組で、各自が「取材」したニュースを報じる予定だ。(c)AFP/Marie-Dominique Follain