米ニューズがMSと提携模索、グーグルへの記事不掲載で対抗
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【11月23日 AFP】メディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏率いるメディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corp)が、米インターネット検索大手グーグル(Google)に自社グループのニュースを掲載させない方向で、グーグルに対抗する検索サービス「Bing(ビング)」を提供する米ソフトウエア最大手マイクロソフト(Microsoft)と提携を模索している。23日、英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が伝えた。
マードック氏はこれまで、ニューズ傘下の新聞各社の記事をグーグルが「盗んでいる」と批判し、グーグルニュースへの掲載を禁止する可能性にも言及して、メディア関係者の議論をあおってきた。
ニューズ傘下の新聞電子版についてはすでにマードック氏が有料化する意向を発表しているが、これに対しグーグル側は、グーグル上に記事を掲載させたくない配信元は自由に削除を選択できると応じていた。
一方、マイクロソフトはインターネット検索におけるグーグル独占に、新サービス「ビング」で切り崩しを試みており、ニューズとの提携が実現した場合、料金を支払ってニューズ系の記事を配信する流れが見込まれる。(c)AFP
マードック氏はこれまで、ニューズ傘下の新聞各社の記事をグーグルが「盗んでいる」と批判し、グーグルニュースへの掲載を禁止する可能性にも言及して、メディア関係者の議論をあおってきた。
ニューズ傘下の新聞電子版についてはすでにマードック氏が有料化する意向を発表しているが、これに対しグーグル側は、グーグル上に記事を掲載させたくない配信元は自由に削除を選択できると応じていた。
一方、マイクロソフトはインターネット検索におけるグーグル独占に、新サービス「ビング」で切り崩しを試みており、ニューズとの提携が実現した場合、料金を支払ってニューズ系の記事を配信する流れが見込まれる。(c)AFP