【8月12日 AFP】米マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」のエバン・ウィリアムス(Evan Williams)最高経営責任者(CEO)の妊娠中の妻、サラ・モリシゲ・ウィリアムス(Sara Morishige Williams)夫人が、夫とともに破水から出産までの様子をツイッターで「つぶやき」続けた。

 サラさんは10日夜、「ツイッターのみなさんへ。破水しました。(米人気ドラマの)『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)』のシャーロット(Charlotte)みたいな感じでは無かった。今は、iPhoneのソフトで陣痛時間を計測中」とつぶやいた。サラさんのツイッターのアドレスは「@sara」。約1万4000人がフォローしている。

 その1時間後には、「(iPhoneの陣痛時間計測ソフトの)コントラクション・トラッカー(Contraction Tracker)は、陣痛が痛くなるまでは楽しかった」と投稿。11日未明になって、「入院した。空き部屋は残り2室だった」とつぶやき、さらに数時間後には「硬膜外麻酔。はい、お願いします」と投稿した。

 そしてサラさんは、「心拍数の計測器が無音の部屋を和らげている。間もなく、この部屋は沈黙とはほど遠くなるだろうけれど」と出産前の最後のつぶやきを投稿した。

 その後、夫のエバンさんが「@ev」のアカウントでつぶやきを引き継いだ。「オペレーション・ベイビー・ラウンチ(赤ちゃん発射作戦)は順調に進んでいるものの、わたしの考えでは少し遅い気がする。とはいえ、大規模な打ち上げプロジェクトはたいてい遅れるものだ」

 数時間後、エバンさんは出産に成功したことを伝えるメッセージを投稿した。「やった!@saraが完璧な男の赤ちゃんを出産した。母子ともに健康。赤ちゃんは重さ8ポンド(約3600グラム)、身長21インチ(約53センチ)だ!周りはみんなニコニコだ」

(c)AFP