【8月7日 AFP】米マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」と米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「フェースブック(Facebook)」が6日、サイバー攻撃を受け、一時的にアクセスできなくなるトラブルがあった。

 ツイッターのウェブサイトは1時間以上アクセスができなくなり、その後「攻撃は続いているが防御している」と公式ブログで発表して復旧した。

 フェースブックの広報担当者によると、同社サービスへの攻撃が始まったのは6日早朝で、一時ウェブサイトがダウン。ただしユーザー個人情報の流出などの被害はなく、すでに大半のユーザーがアクセス可能な状態にまで完全復旧したという。今後も引き続き状況の監視を行うもよう。

 米インターネット検索大手グーグル(Google)のサイトもサーバー攻撃を受けたが、同社のシステムが阻止したため、同社広報によればサービスに実質的な影響は出ていないという。

 今回ハッカーが行ったのは典型的なDoS(サービス拒否)攻撃で、コンピューターウイルスに感染させた大量のゾンビコンピューターを介し、特定のウェブサイトに処理し切れないほど大量のリクエストを一斉に送りつけてダウンさせるという手口。(c)AFP/Glenn Chapman