運転中のテキストメッセージ、衝突リスクが23倍に 米調査
このニュースをシェア
【7月29日 AFP】運転中の携帯電話の使用は衝突事故のリスクを高めるが、なかでもテキストメッセージの使用は衝突または衝突寸前のリスクが23倍以上に跳ね上がる。米国の研究所が28日、こうした研究結果を発表した。
米バージニア工科大交通運輸研究所(Virginia Tech Transportation Institute)の調査によると、運転手が道路から目を離す時間が最も長い行為はテキストメッセージを打つことで、その時間は6秒間あたり4.6秒。時速88.5キロの場合、前方を見ないままサッカー場の端から端まで(約100メートル)走るのに等しいという。
また、運転しながら携帯電話を使うと、運転に集中している場合に比べて、衝突または衝突寸前になるリスクが、普通乗用車で2.8倍、大型車両やトラックで5.9倍になるという結果が得られた。
同研究所は、以上の結果から、運転中は携帯電話を使うべきではなく、特にテキストメッセージは禁止すべきだとしている。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙によれば現在、テクストメッセージを法律で禁止しているのは全米50州のうち14州にとどまっている。(c)AFP
米バージニア工科大交通運輸研究所(Virginia Tech Transportation Institute)の調査によると、運転手が道路から目を離す時間が最も長い行為はテキストメッセージを打つことで、その時間は6秒間あたり4.6秒。時速88.5キロの場合、前方を見ないままサッカー場の端から端まで(約100メートル)走るのに等しいという。
また、運転しながら携帯電話を使うと、運転に集中している場合に比べて、衝突または衝突寸前になるリスクが、普通乗用車で2.8倍、大型車両やトラックで5.9倍になるという結果が得られた。
同研究所は、以上の結果から、運転中は携帯電話を使うべきではなく、特にテキストメッセージは禁止すべきだとしている。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙によれば現在、テクストメッセージを法律で禁止しているのは全米50州のうち14州にとどまっている。(c)AFP